何処まで戻ったかな?

ブログを定期的に更新する、という事すら出来ない自分に腹が立つ!よし、ぶっ殺してやる!


そんなわけで、自分を殺すために、自分を探す旅に出た。つまり自分探しの旅というやつである。


自分を探し殺す為に穴を掘る、一メートル、二メートル。数字が二桁に達したとき頭上に土が降りかかる。うひゃあ。地崩れかあ?と思い。視線を上へと移動させると、お母さんが僕を埋めようとしていた。うわあ。


必死である。人は動物であるがゆえ、生きたがる。僕もその本能に従い生き残るための手段を考えた、穴を掘ればいいのだ。そして地球に風穴を作り出しアルゼンチンまで到達させればいい。可能性は低いが、僕ならできると思う。


ざくりざくり、と土をほじくり岩を砕きモグラを食し、僕は進む、お母さんは諦めない。僕を埋めようとする。くそう、あの淫売め!悔しさ頂点。僕は力の限り掘り進む。しかし、足はくたびれ手が痛み、精魂尽き果て、疲労の極地に達したその時、奇跡が起きた。温泉だ。


温泉である。僕は温泉を掘り当てた。正確には温泉街を掘り当てたのだった。看板には草津温泉と書いてある、おいおい名湯ではないか。僕は驚き、上を見上げる、僕のこの発見にお母さんが微笑んでいた、街には活気が戻った。世界は幸福に包まれた。温泉街の若女将は僕を抱きしめ、耳元で囁いた「アリーヴェデルチ。さよならだ」 しまった罠だ。


弾丸は僕の眉間を貫いた。僕は死んだ、完膚無きまでに死んだ。お母さんが泣いていた。その瞳に僕は僕を見つけた。世界は愛で満ちていた。ありがとう人生。愛してるインターネット。だからブログを更新出来ない僕を皆で愛してくれれば良いと思います。ラブアンドピースだよ。ピースピース。てへ。